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CPU Delid Die Mate for 13th Gen Intel by der8auer

Delid-Die-Mate Intel 13th Gen(デリッド・ダイメイト ・インテル 第13世代機)はソケットLGA1700用インテルプロセッサーのヒートスプレッダ(デリッド)を取り外すためのツールです。ヒートスプレッダを取り外すことにより、CPUを「ダイレクトダイ」などで冷却することが可能です。いわゆる「ダイレクトダイ」ではCPUクーラーがプロセッサーチップに直接搭載されます。冷却回路のヒートスプレッダを省略することにより、ダイからCPUクーラーへの熱伝達を大幅に最適化することが出来ます。

  • 第12/13世代Intel Coreに対応
  • デリッドツール
  • アルミニウム製

インテルプロセッサーの「Delidding」&「Direct Die」方式の推奨理由
デリッドとはプロセッサーのヒートスプレッダを取り外す作業をさします。通常、ハンダ付けされていないプロセッサでは、ヒートスプレッダを再装着する前にCPUダイとヒートスプレッダの間の熱界面材料(TIM)を高品質のサーマルコンパウンド、あるいは液体金属に置き換えるためにデリディングが行われます。しかし第13世代インテルCoreプロセッサーはハンダ付けされているため、インジウムハンダを取り除くとIHSとCPUダイの間に大きな隙間が出来てしまうのでこの手順はありません。

そのため、第13世代Intel Core CPUはCPUクーラーをCPUダイに直接搭載できるよう、主にデリッド化されています。ヒートスプレッダを省き、CPUクーラーを直接ダイに搭載する場合、TIMとしてConductonautなどの液体金属を使用することにより、10~15℃程度温度を下げることが経験上可能だということが分かっています。

プロのオーバークロッカーでエンジニアでもあるテックユーチューバーのRoman "der8auer" Hartung(ローマン・der8auer・ハータング)氏がIntel Core i9-13900Kで対応テストを実施しました。

注意:プロセッサーのヒートスプレッダ(「デリデン」)の取り外しは自己責任で行って下さい。CPUを取り外した時点でメーカー保証は失効します。デリッド時に生じたCPU破損はメーカー保証の対象外です!